はじめに
携帯料金を安くするためには携帯会社ののりかえが有効な手段ですが、
携帯会社ののりかえなんて
今までやったことがないから
難しそう…。
携帯会社ののりかえに不安を感じる方も多いかもしれません。この記事では、携帯会社を初めてのりかえる方に向けて、
- 携帯会社をのりかえる際の具体的な流れ
- 実際の手続き画面を用いた分かりやすい解説
をお届けします。主に、au、ドコモ、ソフトバンクを利用している方向けに解説していきます。
楽天モバイルへののりかえを例に解説
この記事では、現在利用しているスマホをそのまま使い、楽天モバイルへののりかえを例にして解説していきます。そのほかの携帯会社の解説記事はこちらもご覧ください。
楽天モバイルは、月額3,278円でギガ無制限、アプリからの通話が通話料無料と低料金で非常におすすめな携帯会社の1つです。
通常の通話料 | 30秒22円 |
15分/回 かけ放題 | 1,100円 |
RakutenLink アプリで通話時 | 通話料無料 |
RakutenLinkアプリからの通話は、LINEと同程度の遅延が発生するので、もしLINE通話の品質に不満がある方は、通常の通話を使うと良いです。
携帯会社のりかえの基本ステップ
携帯会社ののりかえは、次の7つのステップで完了します。どの携帯会社へのりかえるときも、この流れに沿って手続きをすることになります。
①メールアドレス引継ぎの準備をする
②MNP予約番号をもらう
③SIMロック解除をする
④公式サイトでのりかえ手続き
⑤新しいSIMカードの受け取り
以下はWi-Fi環境下で行います。
⑥回線の切り替えとSIMカード挿入
⑦APN設定を行う
この①から⑦までを詳細に見ていきましょう!
①~③までは、いま契約している携帯会社のショップにて手続きができます。
①メールアドレス引継ぎの準備をする
いま使っているメールアドレス(@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなど)を引き継ぎたい場合は、事前の準備が必要で、乗り換えた後にも設定が必要です。いずれもショップ店頭でサポート可能です。
- ドコモの場合⇒ドコモメール持ち運び
- auの場合⇒auメール持ち運び
- ソフトバンクの場合⇒メールアドレス持ち運び
これらのメールアドレスが不要であれば、この①はスキップしてください。
②MNP予約番号をもらう
電話番号そのままで他の携帯会社へのりかえるために必要なものです。こちらも携帯ショップで手続きができます。
③SIMロック解除をする
利用しているスマホを、他の携帯会社でも使えるようにするために必要です。こちらも携帯ショップで手続きができます。
④公式サイトでのりかえ手続き
乗り換え先事業者の公式サイトから、乗り換え申し込みを行います。免許証やマイナンバーカード、クレジットカード等が必要となります。
この記事では、楽天モバイルへの切り替えを例に解説していきます。楽天ポイントが10,000pt貰えるキャンペーンもあります。
『エントリーはこちら』へ進みます。
『楽天会員登録(無料)』へ進みます。(既に楽天会員の方はログインしてください)
メールアドレスを入力し、『認証コードを送信する』へ進みます。
このようなメールが返ってきますので、真ん中の数字6文字をコピーします。
『認証する』に進みます。
パスワードを決め、名前などを入力し、サイト下部の『確認に進む』へ進みます。
『エントリーが完了しました!』の画面が出てきますが、しばらくすると自動で画面が切り替わります。
エントリー済みです、となるのでこれで、楽天ポイント10,000ptをもらう準備ができたので、
『乗り換え(MNPお申し込み)』へ進みます。
右下の『🧺プランを選択する』へ進みます。
この辺りのオプションは、初めは申し込まなくても良いと思います。
『SIMカード』『eSIM』とありますがここは、『SIMカード』を選びましょう。
楽天モバイルの場合は、契約時の事務手数料はかかりません。(他の携帯会社では契約事務手数料がかかる事業者が多いです。)
サイト下部の『この内容で申し込む』へ進みます。氏名などに間違いがないかを確認していきます。
『書類画像をアップロードで確認』へ進み、運転免許証やマイナンバーカードをアップします。
『他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)』をタッチします。
携帯電話の電話番号を入力します。
入力した情報に間違いがないかを確認していきます。最後は、『申し込む』へ進みます。
これで、のりかえ手続きは完了です。携帯会社によりますが、数日から2週間ほどで新しいSIMカードが到着します。
⑤新しいSIMカードの受け取り
申込から数日後、自宅に新しいSIMカードが届くので受け取ります。
⑥回線の切り替えとSIMカード挿入
公式サイトにて、回線の切り替えを行います。これを行うと、もとの携帯会社は解約となり、新しい携帯会社に回線(電波)が切り替わります。
楽天モバイルの場合はこちらのサイトから回線の切り替えを行います。
『申込番号~~』へ進みます。
『MNP転入に関する注意事項を読み理解しました』にチェックを入れ、『MNP転入を開始する』へ進みます。
開通手続き中です、と表示されたら、新しいSIMカードをスマホへ挿入し、電波が立てば完了です!
iPhoneの場合は、この場面で、キャリア設定アップデートの表示が出るので、
『アップデート』をタップすれば、楽天モバイルの電波が立ちます。
iPhoneで、もし楽天モバイルの電波が立たなかったら?
既に入っているデータ(プロファイル)が妨害している可能性があるので削除します。
このように、もともと入っていたプロファイルを削除すれば、楽天モバイルの電波が立ちます。
RakutenLinkアプリをダウンロードする
APPstoreまたはGooglPlayより、RakutenLinkアプリをダウンロードします。このアプリから、10秒以上の通話を行います。
※これをやらないと楽天ポイント10,000ptが貰えないので、必ずやってください。
この作業が完了したら、翌々月末から3ヶ月にかけて、合計10,000ptの楽天ポイントが付与されます。
⑦APN設定を行う
楽天モバイルの場合は不要ですが、のりかえる携帯会社によっては、APN設定という設定が必要です。
これは、いまのスマホで新しい携帯会社の電波を掴めるようにするために必要な設定で、iPhoneとAndroidで、やり方が違います。
iPhoneの場合:専用のプロファイルのダウンロード
のりかえ先の携帯会社のページより、専用のプロファイルをダウンロードすることで、電波が立つようになります。
Androidの場合:設定画面でAPNを入力する
設定画面に、APN情報を入力する画面があるので、携帯会社ごとに決められた情報を入力していきます。このような画面に、必要情報を入力していきます。
なるほど!
どの携帯会社へのりかえるときも
大まかな流れはこの7つなんだね!
この7つの流れで、携帯会社ののりかえ手続きが完了します。どの携帯会社へののりかえでも基本的な流れは同じです。
まとめ
どの携帯会社へのりかえるときも、大まかな工程は同じです。
①メールアドレス引継ぎの準備をする
②MNP予約番号をもらう
③SIMロック解除をする
④公式サイトでのりかえ手続き
⑤新しいSIMカードの受け取り
以下はWi-Fi環境下で行います。
⑥回線の切り替えとSIMカード挿入
⑦APN設定を行う
この記事で、他社へののりかえのハードルの一つである、手続きの煩雑さ、これを払拭できればうれしく思います!
携帯会社ののりかえ手続きは、初見では大変かもしれませんが、一度手続きしてしまえば、以降の毎月の固定費を大幅に下げることもできるので、ぜひ覚えていきましょう!
そのほかの携帯会社についての解説は、こちらの記事も参考にしてください!ではまた!
コメント