月額500円以内のワンコインだけでスマホが使えたら良いって思いますよね?

うそやん!
月額ワンコイン(500円)以下でスマホなんて
持てるはずないやん!
電波も悪くて繋がりが悪いんやろ?
大丈夫、ワンコインで持てるし普通に繋がります。
月額500円以下の格安SIMは、次のものがあります。
電話とSMS、データ通信に対応:
携帯会社 | プラン名 | 月額料金 | 追記事項 |
povo2.0 | トッピングによる | 0円 | 速度が 下り128Kbps |
日本通信SIM | シンプル290 | 290円 /1GB | |
mineo | マイそく スーパーライト デュアルタイプ | 250円 | 速度が 下り32Kbps |
データ通信にのみ対応:
携帯会社 | プラン名 | 月額料金 | 追記事項 |
povo2.0 | トッピングによる | 0円 | 速度が 下り128Kbps |
mineo | マイそく スーパーライト シングルタイプ | 250円 | 速度が 下り32Kbps |
IIJmio | ギガプラン | 440円 /2GB | ドコモ回線 かつ esim選択時 |
この格安SIMは本当にまともに使えるのか?どんな人に合っているのか?解説していきます。
月額500円以下の格安SIMは用途次第
月額500円以下の格安SIMも、特徴をしっかり生かせば十分に活用できます。月額500円以下の格安SIMは全体的に次の傾向があります。
通話とSMS | 問題なく利用可能 |
データ通信量 | ギガ数は 非常に少ない |
通信速度 | 非常に遅い 場合が多い |
Wi-Fi環境 | あった方が 望ましい |

なので500円以下の格安SIMでも問題なく使っていける人の例は、
- 通話とSMSしかほぼ使わない
- 外出先ではスマホをあまり使わない
- 自宅のWi-Fi環境でしかスマホをガッツリ使わない
このような使い方をする人に合っています。次の見出しからは月額500円以下の格安SIMを会社別に解説していきます。
月額500円以下の格安SIM:日本通信SIM

日本通信SIMはドコモ回線を利用した格安SIM会社で、1GB使い切るまでは高速通信で利用できます。
繋がるエリアの広さはドコモと同じなので、広いエリアで安心して使えます。

外であまりスマホを触らない人向け
日本通信SIMがおすすめな人の人物像は例えば以下のような人です。
外出先では最低限の通信しか利用しない

外出先ではLINEを送ったり、ちょっとネット検索をする程度の利用ならば、月290円で1GBまでデータ通信が利用ができる日本通信SIMがおすすめです。

わしゃぁ、そんなにスマホを触らないだ。
だから必要最低限の機能で十分であるだ。
日本通信SIMについて詳しい解説記事はこちら
月額500円以下の格安SIM:IIJmio

IIJmioのデータ専用プラン(2GB)なら、SIMをesim、回線をドコモ回線を選択した場合は月額440円で利用できます。
月額料金 | SIMカード | 回線 |
440円 /2GB | esimを選択 | ドコモ回線 を選択 |
IIJmioもドコモ本家と同じエリア範囲で利用できるので、広い範囲で利用できます。
子供へ練習用で持たせるのにおすすめ
IIJmioがおすすめな人は例えば次のような人です。
子供に練習用で持たせたい

電話は使わないけど、初めてのスマホで子供に練習用に持たせたい時などはおすすめです。

限られた1GB、大事にして使うだ。

通話はできないから、
間違って通話を沢山かけること心配もなく
意図せず高額になることもないので、
親の財布にとっても安心です。
通話は必要なくデータ通信のみの利用でスマホを契約したいなら、日本通信SIMよりもIIJmioがおすすめです。
IIJmioについて詳しい解説はこちらをご覧ください。
月額500円以下の格安SIM:povo2.0

povo2.0はauが運営している格安SIMで、auと同じエリアで利用できます。
データ通信量 | 月額料金 | 追記事項 |
トッピングによる | 0円 | 速度が 下り128Kbps |

povo2.0では、
あとから必要な分だけギガ(トッピング)を
買い足せば高速通信で利用できるよ。
povo2.0のトッピングの例は以下の通りです:
トッピング一覧 | 料金 | 有効期間 |
使い放題 | 250円 | 6時間 |
使い放題 | 330円 | 24時間 |
1GB | 390円 | 7日間 |

通話とSMSしか使わない、
ネットもWi-Fiのある自宅でしか使わない、
という人なら発生してくる料金は、
180日に一度だけのトッピング購入で済むし
povo2.0はかなりお財布にも優しいね!
外では電話やPayPay等利用のみ向き
povo2.0がおすすめな人は、例えば次のような人です。
外出先では通話とSMS、PayPayしか利用しない人

PayPayはオフライン決済というものが利用できますので、スマホの電波が圏外の場所や、通信速度が非常に遅い場合でも1日5回まで利用できます。


PayPayのオフライン決済は、
1回の買い物の上限額が5万円までだから
気をつけようね!
povo2.0についての詳しい解説はこちらの記事もご覧ください。
月額500円以下の格安SIM:mineo

mineoでは月額250円のプランがありますが、これは日本通信SIMと比べると40円だけ安いが、あらゆる面で劣るのでおすすめしません。
携帯会社 | プラン名 | 月額料金 | 通信速度 |
日本通信SIM | シンプル290 | 290円 /1GB | 1GB超過後 100Kbps程 に制限 |
mineo | マイそく スーパーライト デュアルタイプ | 250円 | 常に32Kbps 使用は困難 |
おすすめは1.5Mbps使い放題
月額500円以下ではありませんが、mineoが真の実力を発揮できるプランは月額990円のマイそくスタンダードで、通信速度が1.5Mbpsで使い放題です。
月額料金 | データ通信量 | 通信速度 |
990円 | 3日で 10GBまで 使い放題 | 下り1.5Mbps |
下り1.5Mbpsでも割と利用できるもの
SNS閲覧や YouTube標準画質 | 文字メインの サイト閲覧 | LINEなど 文字のやり取り |

下り1.5Mbpsだと重くて厳しいもの
SNSのリール動画など | Yahooなど 広告の多いサイト | 4K画質など 高画質の動画 |

下り1Mbpsでの動作状況動画(筆者のXへ飛びます)。

mineoについて詳しい解説はこちら
特典還元で数ヶ月実質0円の格安SIM
LINEMO、ahamo、楽天モバイルなら、月額500円以上かかりますが、他社から乗り換えで申し込めばポイントが付与されます。
携帯会社名 | 月額料金と データ通信量 | 進呈ポイント数 | 特記事項 |
LINEMO | 月990円/ 3GB | PayPay ポイント 14,000pt | 月額料金 14ヶ月分 |
ahamo | 月2,970円/ 30GB | dポイント 20,000pt | 月額料金 6.7ヶ月分 |
楽天モバイル | 月1,078/ 3GB | 楽天 ポイント 6,000pt | 月額料金 5.5ヶ月分 |

ポイントが貰えるから
日用品などをポイントで購入すれば
その分だけお金を浮かせられるし
それで毎月の通信費を賄えるよ!

ポイントをたくさんもらっても、
うっかり余計なものを買わないよう
無駄遣いは気をつけなきゃだね(笑)
それぞれ3社について解説します。
LINEMO:最大14ヶ月間実質0円

LINEMOはソフトバンク直営なので他の格安SIMと比較し通信速度が早く、申し込みの7ヶ月後にPayPayポイントが進呈されます。

LINEMO 料金プラン | 月額料金 | PayPayポイント 付与数 |
LINEMO ベストプラン | 990円 /3GB未満 2,090円 /3~10GB | 新しい番号: 7,000pt 乗り換え: 14,000pt |
LINEMO ベストプランV | 2,970円 /30GB | 新しい番号: 10,000pt 乗り換え: 20,000pt |

LINEMOだと、
他社から乗り換えだけでなく
新しい電話番号での新規申込でも
PayPayポイントが貰えるよ!

PayPayポイントなら、
PayPayのQRコード決済で使えるから
幅広いお店で使えるから良いね!
LINE無制限と通信速度が強み
LINEMOが品質的に優れている点は次の2点です。
①都心部や駅で通信速度が非常に早い
LINEMOはソフトバンク本家と同等の通信速度で、都心部や駅などで非常に高速であることが多いです。以下は筆者が実際に計測した下り速度(Mbps)です。

地方などでは他社とあまり差はないのですが…。



新幹線の通っている駅の周辺だと極端に速度が早くなります。
楽天モバイル | LINEMO | UQmobile | 日本通信SIM | ahamo |
39 Mbps | 928 Mbps | 131 Mbps | 154 Mbps | 522 Mbps |
160 Mbps | 616 Mbps | 158 Mbps | 12 Mbps | 381 Mbps |
26 Mbps | 663 Mbps | 670 Mbps | 120 Mbps | 256 Mbps |
92 Mbps | 1929 Mbps | 593 Mbps | 306 Mbps | 953 Mbps |
駅付近では場所にもよりますが光回線並みの速度が出ており、いわゆる街中ではLINEMOはかなり強いといえます。
②LINE使用時にギガが減らない。
LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話などでデータ通信量を消費しないのもLINEMOの強みです。
LINEMOについての詳しい解説記事はこちら
ahamo:最大6ヶ月間実質0円

ahamoはドコモ直営なので、街中だけでなく田舎地方でも繋がりやすく、通信も比較的高速で安定感があります。
月額料金 | dポイント付与数 |
2,970円/30GB | 他社より乗り換え:20,000pt |
4,950円/110GB | 他社より乗り換え:20,000pt |

他社からahamoへ乗り換えると、申し込み完了の翌月末にdポイントが20,000pt進呈されます。(事前エントリー必須)

ahamoだとなんと
翌月末と早くからdポイントが貰えるんだ!
これはとても嬉しい特典だね!

dポイントも、
使えるお店も増えてきてるから
とてもありがたいね!
①コンビニ
セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップなど
②スーパーマーケット
イトーヨーカドー、ライフ
③ドラッグストア
ウエルシア、ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、ココカラファイン
④飲食店
ガスト、サーティワンアイスクリーム
⑤その他の小売店
ダイソー、IKEA、ロフト、トイザらス、アカチャンホンポ
田舎でも比較的高速で使える
ahamoはドコモ回線なので、auやソフトバンクよりも基地局が多く繋がるエリアも広いだけでなく、田舎や地方でも高速で通信できることが多いです。

郊外の山の上ではahamoだけは高速でした。

建物の中など電波が悪く混雑しがちな場所でも、ahamoは安定して高速であることが多いです。以下は筆者が計測した下り速度です。
日時 | 楽天モバイル | LINEMO | UQmobile | 日本通信SIM | ahamo |
09:21 1月 平日 | 65 Mbps | 16 Mbps | 21 Mbps | 327 Mbps | 577 Mbps |
09:47 1月 平日 | 271 Mbps | 9.8 Mbps | 12 Mbps | 19 Mbps | 21 Mbps |
12:51 1月 平日 | 160 Mbps | 616 Mbps | 158 Mbps | 12 Mbps | 381 Mbps |
13:00 1月 平日 | 14 Mbps | 35 Mbps | 29 Mbps | 38 Mbps | 95 Mbps |
14:16 1月 平日 | 443 Mbps | 1179 Mbps | 22 Mbps | 70 Mbps | 727 Mbps |


ahamoなら、dポイントが貰えてお得に契約できるだけでなく、ahamo一本で通信エリアも通信速度も高品質で使えます。
楽天モバイル:最大5ヶ月間実質0円

楽天モバイルは3GB未満なら月額1,078円で、通信を多く使う方でも月額たった3,278円でギガ無制限で使い放題です。
Rakuten 最強プラン | 月額料金 |
0~3GB | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB以上 ※ギガ無制限 | 3,278円 |

他社から楽天モバイルへ乗り換えると、申し込み完了の4ヶ月後に楽天ポイントが、3ヶ月に分けて合計6,000pt進呈されます。

乗り換え手続き後の4ヶ月後から
2,000ptが3ヶ月間
楽天ポイントが貰えるよ!
①コンビニ
ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラなど
②スーパーやホームセンター
東急ストア、コーナン、西友など
③ドラッグストア
サンドラッグ、ツルハドラッグ、ダイコクドラッグなど
④百貨店
東急百貨店、大丸・松坂屋、ビックカメラ、コジマ、ソフマップなど
⑤飲食店
マクドナルド、ガスト、すき家、吉野家、はま寿司、ミスタードーナツ、カレーハウスCoCo壱番屋など
専用アプリから無料で電話ができる
楽天モバイルにはRakutenLinkという専用のアプリがあり、このアプリからの通話なら通話料無料で電話ができます。

聞こえやすさ | 遅延 | 友だち登録 | その他 | |
通常の 通話 | ◎ | ◎ | 不要 相手の番号が分かれば 通話可能 | 安定して聞こえやすい |
RakutenLink | 〇 | △ | 不要 相手の番号が分かれば 通話可能 | 電波状況によって 聞き取りづらくなる時がある |
LINE通話 | 〇 | △ | 友だち登録必須 | 電波状況によって 聞き取りづらくなる時がある |
LINE通話で問題なく電話できている方ならRakutenLinkでも不便なく通話ができます。
月額3,278円だけでギガ無制限
楽天モバイルだと月額3,278円でギガ無制限なので、テザリングを活用し自宅のネット回線代わりに使用することも出来ます。

楽天モバイルの テザリングで十分な例 | 固定ネット回線が 望ましい例 |
YouTubeやNetflix などの動画を見る | 長い動画のアップロード ※時間がかなりかかる為 |
ネット閲覧をする | オンラインの対戦ゲーム ※遅延が酷くなる為 |
SNSへテキストや 画像を投稿する | 大容量動画データ などのダウンロード ※時間がかなりかかる為 |
固定回線代わりに使えるかどうかは、詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
楽天モバイルについて詳しい解説記事はこちら
まとめ:月額500円以下の格安SIMも十分使える
月額500円以下の格安SIMのまとめです。
日本通信SIM | 月290円/ 1GB | 外ではスマホを 必要最低限しか 使わない人向け |
IIJmio | 月440円/ 2GB | データ通信専用で 子供の練習用に 最適 |
povo2.0 | 月0円/ 128Kbps | 外では通話とSMS、 PayPayのみ 利用する人向け |
mineo | 月250円/ 32Kbps | 月990円の 1.5Mbps使い放題 の方がおすすめ |
月額が高い代わりに、ポイント還元が大きくメインとしても十分に使える高容量格安SIMは、
携帯会社名 | 月額料金と データ通信量 | 他社から 乗り換え時 進呈ポイント数 |
LINEMO | 月990円/ 3GB | PayPay ポイント 14,000pt進呈 |
ahamo | 月2,970円/ 30GB | dポイント 20,000pt進呈 |
楽天モバイル | 月1,078/ 3GB | 楽天ポイント 6,000pt進呈 |
以上ご参考になれば嬉しいです。お読みいただきありがとうございました!
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